家は買うべきか?借りるべきか?(2009/03/22)
  


皆さん、こんにちは。

 我が家のPalconが完成し6年になりました。入居7年目に突入するわけですが、ここまで順調にローン返済が進み、借入額もずいぶん圧縮することができました。

 まぁ、そうは言ってもまだまだ負債があることには変わりはないのですが、先日、大学時代の友人が東京から地方へ転勤することになり、送別会を行いました。

 ちょうど3月の今頃は人事異動の時期で送別会シーズンでもあります。
都内に勤務している大学の友人らと久々に会い、大いに盛り上がりました。その中で、転勤するその友人の主張が印象的で妙に説得力があったので、少し考えてみたいと思います。


 その友人は、入社以来、会社の社宅や借上げ社宅に住んでおり、毎月社宅使用料として2万円程度の家賃を払っているのですが、私のような持家派には否定的で、なぜローンを組んでまで持家を取得するのか?理解できないと主張している人物です。その友人は将来定年してから生まれ育った実家の近くにマンションでも買って暮らす予定であると言っています。

 要は家を買うことで、会社の福利厚生として提供されている特典を放棄することや、ローンにしても、無駄な金利を払い続けるのがもったいないということです。
 これは確かに、おっしゃるとおりで、会社が社宅や借上げ社宅として家賃負担をしてくれているのは事実ですし、長期ローンともなれば、金利負担は馬鹿になりません。
 そうまでして家を買った理由は何?と言われ、思わず出てきた言葉は「多少の経済的な負担を強いても早くから快適な住環境を手に入れたかった」でした。
 これは素直なところなんですけど、友人に言わせれば郊外に広めの家を持っても長い通勤時間と引換えでは、魅力を感じないとのことでした。これは確かにそうなんですよね。
 友人は山の手線内の社宅に住んでおり、通勤時間も15分足らず。一方私といえば片道約1時間の満員電車通勤。
 それに、子どもが小さいうちに家を建てると汚れや傷もつくし痛む。加えて子どもたちの部屋も作らなければならない。子どもたちが成長してから家を建てれば、夫婦2人が暮らせる空間を確保するだけで済む。これまたおっしゃるとおり。
 それから、なんといっても転勤です。転勤したら家どうすんの?と言われ、思わず「貸す」と答えましたが、戸建は借り手がつきにくいですからね。借り手がつかないとローン負担は変わらずですし。

 すでに金融資産もそれなりに確保している友人としては、将来一括購入する計画らしいのですが、経済的な余裕度は我が家とは比べ物になりません。ドライな友人なんですけど、家は資産ではなく消費財と考えているから、こうまでして割り切れるのでしょうね。


 我が家も二人の娘が出て行ったら、確かにこんなに部屋は要りませんし、売却して住み替えるにしても、そのころの家の価値はほぼゼロでしょうね。土地の価値しか残っていないでしょうしね。

 結局、どこまでいっても論破されず、意見がかみ合わないまま、送別会も終わり友人は転勤していきました。


 集まった大学の他の同期も、このご時世に大きな借金を抱え込むのは避けたいと、賃貸派を支持してましたね。唯一昨年マンションを買った友人だけは私の考えに賛同してくれましたが、まわりから見れば、賃貸派の友人からは定量的な答えがバンバン出てきて、持家派の私からは定性的な答えばかりで、持家支持はほとんどありませんでした。

 経済的な局面だけを考えればやはり賃貸の方が良いのでしょうが、やっぱり自分の家を持つことでの満足感は数字では表せませんね。リスクと引き換えに余りあるメリットがあると思っています。これは家を買ったり、建てた者じゃないと理解できないでしょうね。ということでマンションを購入した友人と二人だけで二次会に繰り出しました。

家は買うべきか、借りるべきか、悩みが続くR35世代のやり取りでした。