住宅展示場

 1999年、一番近くにあった住宅展示場(いまはその場所はドンキホーテになっています)に、顔を出したのが最初です。当時は展示場の何処を見て良いのかまったくわかりませんでした。

 その後、しばらくしていくつかの展示場や会社近くのハウスメーカーのギャラリーなどを見るようになり徐々にメーカー毎の特徴が見えてくるようになりました。

 住宅展示場で注意したことは、会社の不動産サービスの窓口の方にも言われていたのですが、とにかく安易にアンケート回答しないことです。アンケートに応えてしまうとそれこそ、夜討朝駆けで営業マンが訪問してきます。色んな展示場を見ながらも、上手にアンケートを断りながら、各社の情報収集をしていきました。

 木造、鉄骨、鉄筋コンクリートなどの建築素材を、在来工法、2×4、軽量鉄骨、RC、ユニットなどの様々な建築工法毎にメーカーを整理することができます。とりあえずできる限り多くの建築素材と建築工法を学び、どれが自分たちの理想とする家に近いのかを検討しました。これだけ多く建築工法がありますが、展示場で頂く資料やラフな見積もりですと、ハウスメーカーの価格にそれほど大きな差がないことに気がつきました。在来であれば建売住宅で最も良く採用されている工法ですが、残念ながらやり方次第でいくらでも手を抜くことができる工法になってしまっています。


 パルコンの展示場を見たときの印象は、他のメーカーとは一線を画すコンセプトと重厚感。これは、他のメーカーさんとは違うなという印象が残りました。
 但し、このときはまだ鉄筋コンクリートの場合坪単価が高いのでそれほど有力な候補ではありませんでした。気になった1社ではありましたが、他にも候補としていたメーカーが数社ありましたし、まだまだ木造に拘っていました。