メンテナンスJ(2005/11/03)

 
温水器のシステム基盤交換

基盤交換作業を行いました


 先月、温水器の浴室リモコンのスピーカーが壊れ、新しいものに交換してもらいましたが、今度は温水器本体に不具合が発生しました。またか!と言う状態です。

 キッチンにある温水器のリモコンパネルを見ると、何やらエラーメッセージが出ているのです。確認したところユーザーレベルでは解決できない不具合のようで、早速カスタマーセンターに連絡をしまして、みてもらう事になりました。
 
 温水器のタンクを制御しているシステム上のトラブルのようで、おかげでお湯が出なくなってしまいました。補修の方がすぐかけつけてくれると思っていたのですが、翌日にならないと来られないとのことで、しかたなくその日は近所の銭湯へ行きました。

 さてさて、修理の件ですが、不具合の原因はフルオートタイプの温水器なので我が家の使い方や設定を日々学習しているものらしくシステムエラーだそうです。かつてはタイマー制御ぐらいで、シンプルな温水器の場合は、沸騰弁のゴムの寿命とか、ヒーターの寿命とか部品そのもの不具合がほとんどで、不具合も10〜20年と程度経過してからのものが多かったようですが、今は、温水器の多機能化で、この手のシステムトラブルは増えたとのことです。多機能になってもシステムエラーで使えなくなるなんて、なんて軟なんだと思ってしまいます。
 補修工事の方は、温水器の本体パネルを外し、システム基盤のコードを一度抜いて、何やらスイッチのようなものを入れた初期化?作業だけで動くようになりました。動くようにはなりましたが、念のためと言う事でシステム基盤ごと交換をしてもらいました。交換も10分程度で終わりました。あっと言う間の作業に拍子抜けです。
 気になったのでこの基盤は今でも製造しているのでしょうか?と質問したところ、新機種がどんどん出ているので、古い基盤はこうした補修用として在庫管理されているものだけだそうです。ある程度の期間で、製造メーカー側の生産打ち切りになったらそれまでとのことでした。おいおい。もうこんなシステムエラーなんて起きませんよね?と心配になる我が家です。

 補修工事は速攻で終わりましたので、せっかくなので沸騰弁やフィルタなども見てもらいました。こちらは異常はありませんでした。フィルタなども生活用水に井戸水が混ざっている場合などはミネラル成分で通常よりも早く駄目になってしまうことがあるようです。


 家電全般に言えることですが、多機能になればなるほど、複雑なシステムになりエラーも起こりやすくなるようです。先日の東証システムのダウンもありましたけど、あんまり多機能になりすぎるもの問題かもしれませんね。安定稼動・安心稼動を確保した上で便利さを求めてたいものです。