建て方工事③(2003/01/22)
1階建て方(コンクリート板組立)
本日2003年1月22日快晴の中、待ちに待った建て方工事が行われました。今日は1階部分のコンクリート板の組み立てになります。ピストン輸送で次々と運び込まれるコンクリート板を16tクレーン車で持ち上げ、基礎のシース筋に差込んでいきました。今日の建て方ではなんと10名以上の関係者が作業をしていました。皆さん、お疲れ様でした。
建て方工事は圧巻の一言です。
これまで軽量鉄骨系メーカーの建て方工事は見たことがありましたので、クレーン車を使うのは知っていましたが、これまで見たことがない規模でした。クレーン車デカすぎ!1戸建てでここまでやるとは…
さすがゼネコンはやることが違う。凄い、凄すぎ~る大成建設!ファンタスティック!
思わず目頭が熱くなりました。近所の人もビックリして様子をうかがっていました。それにしても、凄い工事でした。
パルコンは2×4などと同じで壁式構造ですからシンプルで強度があります。大きな壁を組んでいく建て方はブロック遊びと一緒で理屈では簡単ですが、実際の家のサイズでやろうとするとここまでの作業が必要なんですね。一枚のコンクリート板が2tということですから、家の総重量としてはとんでもない家になりますね。今日はまだ1階部分の建て方ということもあり、印象としては家というよりはここまでの出来上がりはシェルターですね。建て方はパルコンの施工の一番の目玉ですね。本当に感動しました。
16tクレーン車が今日の主役です。
長いアームで吊り上げます。
コンクリート板が待機しています。
外壁面にあたるジェニック(模様)板はこんな感じです。重厚感がありますね。
板1枚で約2tあるそうです。
お隣の屋根の上を通過!
基礎のシース筋に差込みます。
寸分の狂いなく「ぴったり」と収まりました。
今日は大勢で作業しておりました。オーライ、オーライ。
内側から鉄パイプで仮止めしています。
おっ。家らしくなってきました。
厚さ120mmのコンクリート板です。丈夫そうですね。
●日課の深夜の撮影に来ました。
なんとクレーン車がそのままに。ちょっと中を失礼します。
基礎とコンクリート板の間にはびっしりと接着用のモルタルが入れてあります。
板のつなぎ目は鉄筋で頑丈に組まれていました。この上にモルタルが入れられるようです。
コンクリート板同士はコッターと呼ばれる鉄筋が使われました。
内側からの鉄パイプ仮止です。
2階への階段部分です。既に2階のフロアからコンクリート板を組むための鉄筋が伸びていました。
リビング付近です。基礎のときよりも広さを感じます。
土手からの全景です。この上に2階と屋上が加わります。