シース筋

建て方工事で基礎とPC板内と接合させる為に、基礎工事の段階で垂直に配置する鉄筋。シース筋とPC板内のシース管が接合されることで基礎とPC板が一体化される。シース筋の直径は16mm。シース筋2本で木造の家(30坪程度)なら1棟(150kN<15tf>)を吊下げられる引っ張り耐力がある。

【建材】 登録日:2006/02/01

ジェニック(GENIC)

パルコン板のシリーズの一つ。割り石調のデザイン模様のPC板で汚れが目立ちにくいのが特徴。北陸地方エリアを除く全地域で供給されているパルコン

【大成建設】 登録日:2006/02/01

システムフロア

基礎から支持脚により1階フロアを構築するフロア方式。従来のPC板の床と比べ、リフォームやメンテナンス時などにフレキシブルな対応が可能。重量のある設備を配置する際には支持脚幅を狭めるなど補強が必要。1本あたり200kgまでの加重に耐えることができる。システムフロアを採用する場合の基礎は、通常の地盤や地域の場合はL基礎となり、傾斜地や凍結深度の指定がある寒冷地などの場合は布基礎に床下土間コンクリートとなる。床下全面を厚い鉄筋コンクリートで覆うことで、地面からの湿気上昇を抑え床下空間の換気により、乾燥状態を保つことができる。

【工事】 登録日:2006/02/01

地縄

住宅建築などにおいて、工事開始前に敷地内における建物の位置を表すために使われる縄で張られたエリア

【建築知識】 登録日:2006/02/01

地盤改良工事

住宅建築で軟弱地盤の支持力を上げるための工事で「表層改良工事」や「柱状改良工事」などがある

【工事】 登録日:2006/02/01

遮音性

室外から室内へ侵入する音、室内から室外へ漏れる音をどれくらい遮ることができるかを表わす性能。パルコンの場合は気密性の高い鉄筋コンクリートのため、重量があり遮音性は非常に高い。また他のPC系メーカーよりも1枚あたりのサイズが大きく、継ぎ目が少なため、音が漏れたり侵入したりすることも最小限に抑えられている。大成で公表されている実験データでは「木造やALC板を用いた鉄骨軸組構造に比べてどの音域でも勝っており、特に遮音が難しいとされる低音域(125〜500Hz)性能が優れている。」とある。そのため幹線道路や線路沿いなど住宅性能が問われる地域においてパルコンを選択する人がいるようである。ちなみに我が家も私鉄の線路沿いに住んでいる。

【建築知識】 登録日:2006/02/01

住宅ローン減税

住宅借入金等特別控除制度のこと。住宅購入において該当の条件下で住宅ローンを使用した場合に、所得税の納税額の範囲で税金還付がされる制度 初年度は確定申告。2年目以降は源泉徴収で還付が可能となる。段階的に対象年数、控除額が縮小されてきた。将来的に制度自体は廃止の方向にある。

【税務知識】 登録日:2006/02/01

重量鉄骨造

厚さ6mm以上の構造用鋼材(H形鋼、I形鋼、溝形鋼、山形鋼)を使用した住宅。H形鋼や角形鋼管は大規模な高層ビルやマンションなどの柱や梁などに使われることがあり、大型の戸建て住宅でも使用されることがある。

【工法】 登録日:2006/02/01